性的少数者に配慮した行政対応

12月9日、性的少数者に配慮した行政対応について質問しました。
http://step-one.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-5d38b0.html

これに対し、当事者団体の監修の下、職員向けガイドブックを策定したとの答弁があり、後日、議員にもこのガイドブックが配信されました。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shiseijoho/jinji_shokuimboshu/jinji_soshikiunei/29453.html
一部抜粋します。

【LGBTについて理解し、行動するための職員としての心得】
1.正しい知識を身に付ける
2.性のあり方は多様であることに配慮した言動をする
3.カミングアウトや相談を受けた場合は、真摯に受け止める 
4.アウティング(暴露)は絶対にしない
5.来客対応等において、名前や性別に関する情報は慎重に扱う 
6.担当業務において、本人が困難を感じることはないか、どのような配慮や対応ができるか考える

日本では 10 人に 1 人がLGBT・性的少数者に該当する人(※(株)LGBT 総合研究所「LGBT意識行動調査 2019」調べ)と言われており、これは血液型がAB型の人や左利きの人と同じくらいの割合で珍しいことではありません。
自分の周りに「いない」のではなく、「気づいていない」のです。
他の議員の一般質問の中で「今後、市内の小中学校を大規模改修する場合は、性的少数者にも配慮した多目的トイレを設置する」との答弁もありました。

意識啓発や理解促進とあわせて、物理的な対応も少しずつ進むのだろうと思います。
金子みすゞさんの有名な童謡があります。

『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

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柏崎市においても、多様性を受け入れる寛容さが進むことを期待します。 

令和3年12月一般質問

12月定例会議の一般質問では以下の内容を通告しました。
(  )内は答弁者です。
4番目であり12月9日(木)14時頃~となる予定です。

1 これからの介護を守るために(市長・教育長)
(1)戦略的な人材確保の取組
(2)介護従事者へのエールを形に
(3)介護学習とキャリア教育の連動

2 一票を生かす選挙管理の在り方 (選挙管理委員会委員長)
(1)選挙事務の適正な管理執行
(2)投票しやすい環境づくり
 ア 移動期日前投票所の成果と今後の運用
 イ 不在者投票と投票への意思
(3)一票の重みを生かすために

3 性的少数者に配慮した行政対応 (市長)
一般質問は今回12名が通告しているので、12/9(木)12/10(金)の2日間となります。
FMピッカラ76.3MHz、市議会インターネット中継で生中継され、傍聴も可能です。
(3~5日後くらいには市議会映像配信で録画中継の試聴も可能です)
ぜひ柏崎市議会の「今」をご確認ください。

ご報告

この度、会派「民友」から「柏崎の風」に異動となりました。
元の会派の先輩方は労働組合選出・非自民党系ですが、過去に自民党系市議と合同会派を組んだこともありました。
私が加入したのも、エネルギー政策や労働政策等、柏崎市の為に取り組むべき課題において、共通認識があったことに起因します。
ですが先般の衆議院議員選挙では、私が15年前から所属する自民党を応援したことで、組織を持つ先輩方にご迷惑をおかけしたそうです。
そこで、けじめとして「民友」を離脱し、これまでも良くしていただいていた、自民党系会派「柏崎の風」に加入させていただく運びとなりました。
異動に伴う委員会や議席の変更など、他の皆さんにも影響があり、申し訳なく感じておりますが、仕事でお返しできるよう、より一層精進し、誠実に地道に活動したいと思います。
引き続き宜しくお願い申し上げます。