令和4年2月定例会議 一般質問

令和4年3月8~10日は柏崎市議会 一般質問となります。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/ippanshitsumon_daihyoshitsumon/ippanshitsumon/reiwa4/30460.html

私は3月8日(火)10時~の登壇(1番目)で、内容は以下になります。
*( )は要答弁者です。

1 中山間地域の未来をどう描くか(市長・教育長)

(1)中山間地域における居住と持続可能なまちづくり
 ア 中山間地域での居住に対する基本的方針
 イ 小・中学校学区再編方針と移住・定住施策
 ウ 将来的な居住誘導の可能性

(2)地域交通を守るために
 ア 地域協力制度への地元理解と今後の展開
 イ 乗客範囲の拡大に向けた取組
 ウ サブスクリプション(定額制サービス)導入の可能性

(3)少子地域の子供を取り巻く環境の充実

2 市民の安心につながる情報の在り方(市長・教育長)

(1)新型コロナウイルス感染症情報の公表範囲

(2)要配慮者への情報保障
 ア 要配慮者への情報保障の現状と課題
 イ 地域支援者による情報伝達サポート

3 認知症と共に生きるまちへ(市長)
残念ながら新型コロナウイルス禍のため、傍聴はご遠慮いただくことになっています。

FMピッカラ76.3MHz、柏崎市議会インターネット中継(映像配信)でライブ中継されます。

またインターネット中継は3~5日後にアーカイブで視聴可能です。

ぜひ多くの皆様からご確認いただきたいと思います。

議会改革に関する調査研究委員会 

12月22日、議長の諮問を受け「議会改革に関する調査研究委員会」が発足しました。
委員は2019年に当選した1期生議員(樋口良子議員、秋間一英議員、星野幸彦議員、白川正志議員、田邉優香議員、近藤)と山本博文議員の7名です。 

議長の諮問事項は以下の通りです。

1 市民参加の機会の充実

⑴ 市民が直接議会に要望できる請願及び陳情の取扱いを明確にする
⑵ 請願の審査及び採択の在り方について

2 分かりやすい効率的な議会運営の在り方
 ⑴ 発言通告について
 ⑵ 発言権及び不穏当 ・ 不規則発言について
 ⑶ パネルや資料の活用について
請願も陳情も「市民が直接、議会に要望する機会」です。
請願には紹介議員1名以上が必要ですが、陳情は必要ありません。
どちらも議長が受理した後、委員会に付託されます。

請願は採択か不採択か結論を出し、結果は請願者に通知されますが、陳情は特にその規定はなく、これまで事実上、受理するのみでした。

また柏崎市議会HPで公開されている請願・陳情についてはこの内容であり
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/seigan_chinjo/index.html
正直、請願や陳情といった手法があることや、その仕組みについて知らない人の方が多いのではないかと感じます。 

ですが他の市議会では請願の採択方法の幅を広げたり、陳情の取扱いについて細かく分類する等しています。

諮問委員会では他市議会の事例も参考にしながら、柏崎市議会の請願・陳情を市民の皆さんに知っていただき、必要に応じて活用できるよう、先行して諮問事項1の調査・研究を進めることになりました。

諮問事項2は重い課題ですが、まずは現行の議会会議規則をきちんと読み込み、基本的なことを確認しながら進めていきたいと思います。 

性的少数者に配慮した行政対応

12月9日、性的少数者に配慮した行政対応について質問しました。
http://step-one.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-5d38b0.html

これに対し、当事者団体の監修の下、職員向けガイドブックを策定したとの答弁があり、後日、議員にもこのガイドブックが配信されました。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shiseijoho/jinji_shokuimboshu/jinji_soshikiunei/29453.html
一部抜粋します。

【LGBTについて理解し、行動するための職員としての心得】
1.正しい知識を身に付ける
2.性のあり方は多様であることに配慮した言動をする
3.カミングアウトや相談を受けた場合は、真摯に受け止める 
4.アウティング(暴露)は絶対にしない
5.来客対応等において、名前や性別に関する情報は慎重に扱う 
6.担当業務において、本人が困難を感じることはないか、どのような配慮や対応ができるか考える

日本では 10 人に 1 人がLGBT・性的少数者に該当する人(※(株)LGBT 総合研究所「LGBT意識行動調査 2019」調べ)と言われており、これは血液型がAB型の人や左利きの人と同じくらいの割合で珍しいことではありません。
自分の周りに「いない」のではなく、「気づいていない」のです。
他の議員の一般質問の中で「今後、市内の小中学校を大規模改修する場合は、性的少数者にも配慮した多目的トイレを設置する」との答弁もありました。

意識啓発や理解促進とあわせて、物理的な対応も少しずつ進むのだろうと思います。
金子みすゞさんの有名な童謡があります。

『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

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柏崎市においても、多様性を受け入れる寛容さが進むことを期待します。