大変革期を乗り越える産業イノベーションの推進

今年に入り、4月28日、5月26日と市が主催する「製造業戦略的イノベーション推進基金事業 自動車・環境エネルギー産業等次世代技術研修会」に参加しました。

柏崎市はエンジン車の部品製造を主産業として担ってきましたが、国が進める自動車産業のEVシフトによって、これまで受注してきた仕事がいずれなくなるかもしれません。 

この状況を櫻井市長は「危機感」と称して、これからの4年間の柏崎市の総合計画の重点戦略のひとつに、「大変革期を乗り越える産業イノベーションの推進」を掲げ、関連する事業に予算をつけています。

この勉強会はその一環であり、柏崎市の製造業が時代の変革にあわせて構造転換していくための支援、という位置付けになると思います。 

言葉にするとわかりずらいので、自分なりに以下のようにまとめてみました。
2回目の勉強会によれば、トヨタがついにEVシフトを明言(2021年12月)したものの、EV車には様々なタイプがあり、どこに注力するかはまだ未確定のようです。

大手メーカーのサプライチェーン(製品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売までの全体の一連の流れ)を支えてきた地方の中小・零細企業が、引き続き新たなサプライチェーンの担い手となるための闘いが、静かに進行しているとも言えましょう。

柏崎市を支える産業に対する行政の働きかけが適切かどうか、またそこに費やす予算が妥当かどうか注視しながら、応援につながる取り組みをしていきたいと思います。

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