地域猫活動TNR

9月9日の一般質問「人と動物の共生社会を目指して」では地域猫活動について取り上げましたが、率直な感想として「そもそも理解が進んでいないのだな」と感じました。
http://step-one.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-f48cca.html

ですが実際に私が加入している「柏崎ファミリーキャット」では、既に何度も地域猫活動のお手伝いをしています。

地域猫活動はTNRとも呼ばれています。その意味は

T=TRAP(つかまえる)
捕獲器を使って野良猫を捕まえます。

N=NEUTER(不妊手術する)
これ以上不幸な猫が増えないように、不妊・去勢手術を行い、手術をした証として耳をカットします。

R=RETURN(元の場所に戻す)
その猫が暮らしていたもとの地域に戻します。

そして、決まった時間・決まった場所でエサをあげ、食べ残しを片付けます。(置きエサをしないことがポイントです)

「エサやりさん」はひとりいればよいのですが、その行為が【野良猫への無秩序なエサやりではない】と、地域の方々に理解していただくことが重要です。

そこで周知用として以下のチラシを作成しました。
ちなみに野良猫が子猫を生んだ場合、親猫はTNR、子猫は捕獲して獣医師の診察を受け、預かりボランティアさんのもとで生育し、里親を探す・・という活動も行っています。

獣医師の診察を受けるのは、野良猫は感染症やノミ・ダニ・寄生虫などを持っていることがあるからです。

今も2匹の子猫の里親さんを募集しています。
詳しくは柏崎ファミリーキャットのメール kfcat.000@gmail.com   までお問合せください。

雇用シェアについて

9月9日の一般質問で「雇用シェア=在籍型出向制度」と、それに対する新型コロナウイルス対策「産業雇用安定助成金」について質しました。

http://step-one.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-b5ccab.html

長引くコロナ禍で県をまたぐ移動を禁じられている以上、旅行業など観光関係の方々が厳しい状況に置かれていること、その一方で介護など深刻な人材不足が続く業種があることから、本制度と助成金を活用して、困っている方々の一助とできないか・・と考えての質問でした。

厚生労働省「在籍型出向支援」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page06_00001.html

制度も助成金もうまく活用すれば良い効果を生むと思いますが、まずは手を挙げる企業・事業者が出てこなければ始まりません。

まずは1組でもよいので柏崎市内でのマッチング実績をつくり、後に続く企業・事業者が出てくるとよいのでは・・と思います。

意見書(案)と請願

9月定例会議では意見書(案)4件、請願が1件提出されました。

①北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める意見書(案)
②台湾の世界保健機関(WHO)へのオブザーバー参加を求める意見書(案)
③出産育児一時金の増額を求める意見書(案)
④新型コロナウイルス感染症対策など新たな行政需要に対応するための地方財政の充実と強化を求める意見書(案)
⑤請第3号_(仮称)中通スマートインターチェンジ設置に関する請願

議会運営委員会で①~③は全会一致となり、議会運営委員会の提出、④⑤は総務常任委員会で審議されることになりました。

委員会で全会一致となった場合は「委員会発案」として提出(委員長名で提出)されますが、そうでない場合は「議員発案」として、提出者を含む3人以上の賛成議員の署名が必要です。

今回は2件の意見書に国際社会に問うべき課題が含まれています。

グローバル化社会を見すえて、地方からしっかりと声を挙げていくことが重要だと感じるところです。