大変革期を乗り越える産業イノベーションの推進

今年に入り、4月28日、5月26日と市が主催する「製造業戦略的イノベーション推進基金事業 自動車・環境エネルギー産業等次世代技術研修会」に参加しました。

柏崎市はエンジン車の部品製造を主産業として担ってきましたが、国が進める自動車産業のEVシフトによって、これまで受注してきた仕事がいずれなくなるかもしれません。 

この状況を櫻井市長は「危機感」と称して、これからの4年間の柏崎市の総合計画の重点戦略のひとつに、「大変革期を乗り越える産業イノベーションの推進」を掲げ、関連する事業に予算をつけています。

この勉強会はその一環であり、柏崎市の製造業が時代の変革にあわせて構造転換していくための支援、という位置付けになると思います。 

言葉にするとわかりずらいので、自分なりに以下のようにまとめてみました。
2回目の勉強会によれば、トヨタがついにEVシフトを明言(2021年12月)したものの、EV車には様々なタイプがあり、どこに注力するかはまだ未確定のようです。

大手メーカーのサプライチェーン(製品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売までの全体の一連の流れ)を支えてきた地方の中小・零細企業が、引き続き新たなサプライチェーンの担い手となるための闘いが、静かに進行しているとも言えましょう。

柏崎市を支える産業に対する行政の働きかけが適切かどうか、またそこに費やす予算が妥当かどうか注視しながら、応援につながる取り組みをしていきたいと思います。

6月定例会議 一般質問

5月23日~26日正午まで、一般質問の通告期間でした。
今回は2番目に通告書を提出し、6月9日(木)11時頃~登壇となります。

内容は以下の通りです。

1 地域エネルギー会社がもたらす市民福祉の向上
(1)公共施設への電力供給に伴う経営課題
 ア 公共施設の電力確保の現状
 イ 柏崎あい・あーるエナジー(株)の経営課題
 ウ 電力販売事業の契約について

(2)内発的発展を促す今後の取組

2 子どもを取り巻く環境の充実と多機関・多職種の連携
(1)ヤングケアラー支援を進めるために
 ア 本市における実態把握
 イ 相談支援体制の現状
 ウ 重層的支援体制の構築と相談窓口の在り方
(2)スクールソーシャルワーカーの活用及び配置について
 ア 市内における活用状況
 イ 市単独での配置について

(3)児童クラブの人材確保と多様な子どもたちへの対応
 ア 人材確保に対する課題認識と今後の対応
 イ 多様な子どもたちへの対応の現状と課題
 ウ 対応スキル醸成のための取組

3 ウィズコロナ時代の防災行政無線の在り方

詳細はまたあらためて掲載します。 

請願・陳情の手引

昨年12月に発足した議長の諮問委員会「議会改革に関する調査特別委員会」では、請願と陳情について調査・研究を行い、「請願と陳情の手引」を策定しました。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/seigan_chinjo/31497.html

1期生を中心とした委員会構成で、私は委員長という立場で検討を行い、議会全体の合意を得て、手引が日の目を見ることになりました。

これまでとの大きな違いは2点あります。
●請願の採択方法に「一部採択」「趣旨採択」を加える。
(これまでは採択・不採択のみ)
●陳情も内容によっては請願と同様に取り扱う。
(これまでは審査の対象にならなかった)

ぜひ市民の皆さんには請願や陳情の仕組みを知っていただき、必要に応じてご活用いただきたいと思います。