請願・陳情の手引

昨年12月に発足した議長の諮問委員会「議会改革に関する調査特別委員会」では、請願と陳情について調査・研究を行い、「請願と陳情の手引」を策定しました。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/seigan_chinjo/31497.html

1期生を中心とした委員会構成で、私は委員長という立場で検討を行い、議会全体の合意を得て、手引が日の目を見ることになりました。

これまでとの大きな違いは2点あります。
●請願の採択方法に「一部採択」「趣旨採択」を加える。
(これまでは採択・不採択のみ)
●陳情も内容によっては請願と同様に取り扱う。
(これまでは審査の対象にならなかった)

ぜひ市民の皆さんには請願や陳情の仕組みを知っていただき、必要に応じてご活用いただきたいと思います。

令和4年2月定例会議 一般質問

令和4年3月8~10日は柏崎市議会 一般質問となります。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/ippanshitsumon_daihyoshitsumon/ippanshitsumon/reiwa4/30460.html

私は3月8日(火)10時~の登壇(1番目)で、内容は以下になります。
*( )は要答弁者です。

1 中山間地域の未来をどう描くか(市長・教育長)

(1)中山間地域における居住と持続可能なまちづくり
 ア 中山間地域での居住に対する基本的方針
 イ 小・中学校学区再編方針と移住・定住施策
 ウ 将来的な居住誘導の可能性

(2)地域交通を守るために
 ア 地域協力制度への地元理解と今後の展開
 イ 乗客範囲の拡大に向けた取組
 ウ サブスクリプション(定額制サービス)導入の可能性

(3)少子地域の子供を取り巻く環境の充実

2 市民の安心につながる情報の在り方(市長・教育長)

(1)新型コロナウイルス感染症情報の公表範囲

(2)要配慮者への情報保障
 ア 要配慮者への情報保障の現状と課題
 イ 地域支援者による情報伝達サポート

3 認知症と共に生きるまちへ(市長)
残念ながら新型コロナウイルス禍のため、傍聴はご遠慮いただくことになっています。

FMピッカラ76.3MHz、柏崎市議会インターネット中継(映像配信)でライブ中継されます。

またインターネット中継は3~5日後にアーカイブで視聴可能です。

ぜひ多くの皆様からご確認いただきたいと思います。

議会改革に関する調査研究委員会 

12月22日、議長の諮問を受け「議会改革に関する調査研究委員会」が発足しました。
委員は2019年に当選した1期生議員(樋口良子議員、秋間一英議員、星野幸彦議員、白川正志議員、田邉優香議員、近藤)と山本博文議員の7名です。 

議長の諮問事項は以下の通りです。

1 市民参加の機会の充実

⑴ 市民が直接議会に要望できる請願及び陳情の取扱いを明確にする
⑵ 請願の審査及び採択の在り方について

2 分かりやすい効率的な議会運営の在り方
 ⑴ 発言通告について
 ⑵ 発言権及び不穏当 ・ 不規則発言について
 ⑶ パネルや資料の活用について
請願も陳情も「市民が直接、議会に要望する機会」です。
請願には紹介議員1名以上が必要ですが、陳情は必要ありません。
どちらも議長が受理した後、委員会に付託されます。

請願は採択か不採択か結論を出し、結果は請願者に通知されますが、陳情は特にその規定はなく、これまで事実上、受理するのみでした。

また柏崎市議会HPで公開されている請願・陳情についてはこの内容であり
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/shigikai/seigan_chinjo/index.html
正直、請願や陳情といった手法があることや、その仕組みについて知らない人の方が多いのではないかと感じます。 

ですが他の市議会では請願の採択方法の幅を広げたり、陳情の取扱いについて細かく分類する等しています。

諮問委員会では他市議会の事例も参考にしながら、柏崎市議会の請願・陳情を市民の皆さんに知っていただき、必要に応じて活用できるよう、先行して諮問事項1の調査・研究を進めることになりました。

諮問事項2は重い課題ですが、まずは現行の議会会議規則をきちんと読み込み、基本的なことを確認しながら進めていきたいと思います。